第166回『サルシカ隊長レポート』2017年9月

灯台もとぐらし。暮らしているからこそ気づかないすばらしいものが三重県にはたくさんある!
というわけで今回は三重を代表する観光地のひとつ鳥羽へ出撃〜!!

 

気にはなりつつも、地元ってことでなかなか足を踏み出せなかったものにチャレンジしようじゃないかという企画。
その第1弾として出かけたのは鳥羽。

真珠島と鳥羽水族館の近くから出港する遊覧船に乗る旅。
鳥羽湾めぐりとイルカ島の続編。
いよいよ寄港地であるイルカ島に上陸である。

 

 

真珠島・鳥羽水族館前のりばを出て25分。
イルカ島が近づいてきた。

このイルカ島に上陸するのは無料である。
遊覧船の料金1800円(おとなひとり)に含まれている。

船は30分おきに出ているから、最短で30分間、イルカ島を楽しめるわけである。

 

 

初上陸のイルカ島。
古き良き遊園地の雰囲気がある。

 

 

イルカ島のマップ。
時間さえあれば、歩いて十分ぐるりと回れるぐらいの大きさである。

 

 

入園して最初に目に入ってきたのは、フリッパープール。
ここでは実際にイルカに触れるイルカタッチや、イルカに餌をあげることができる「イルカのおやつ」が体験できる。
いずれも先着順で500円。

ぜひとも体験したいと思ったが、次回は30分後。
わたくしは次の用事があるので、次の船には乗らなくてはならない。
残念ながら見送るしかなかった。

 

 

で、鳥羽湾360度の大パノラマが見られるという展望台へいくリフトに乗ることに。
往復でおとなひとり500円。

チケットを買う際に、受付の人から、

「もう今日はアシカショーは終わってしまったので、展望台へあがるだけになりますがよろしいですか?」

と聞かれた。
もともと展望台へ行くつもりだったからそれでOKだったけれど、なんと展望台のある山の上でアシカショーをやっているのだ。
なんか不思議な感じ。

 

 

海をバックにリフトに乗る。
これも不思議な感じ。

眺め最高。

が、わたしは極度の高所恐怖症なので、これでも怖い(笑)。

 

 

リフトに乗って数分で、頂上に到着。
そこには富士見展望台がある。

ま、下から見上げたらそんな高さでもないし、ここまで来たんだから登ってみるか、と。

 

 

ご機嫌に階段を登る。
まだ怖くない。
大丈夫。

 

 

で、展望台の一番上まで登って、あたりを見回すと・・・・・

「おおおおおおおお! これは素晴らしい!!!」

鳥羽湾が一望できる。
答志島や神島も見える。
反対側には、鳥羽の町並みも見える。

 

 

眺めは最高なれど、わたしは高所恐怖症(笑)。
手すりを離すことが出来ない。

写真を撮影するためにうろうろすることもできない。
へっぴり腰でよたよたと半周ほどして、そのまま階段を下りてしまった(笑)。

そんなわたくしが言うのもなんだが、これは一見の価値ありである。

 

 

リフトでまた下まで下りる。
超ミニ水族館「アクアマリン」発見。
無料だったので入ってみる。

ずらりと並んだ水槽を泳いでいるのは金魚(笑)。
海に浮かぶ島でなぜ淡水魚なのか。
カラフルな金魚なのか。
理解に苦しむが、笑えるので許す。

 

 

タッチングプールにはハコフグがいた。
どのプールにもハコフグ。
なぜなのか。
イルカ島ではハコフグが大発生でもしているのであろうか。
あまりナデナデしたい相手ではなかったので、「さらばじゃ」とミニ水族館をあとにする。

 

 

海に面したイルカプール。
ここでイルカショーが行われるらしい。
まもなく開催時間であったが、そのまえに船の到着時間であった。
無念。
イルカ島にきたのにイルカにご挨拶していない。
ハコフグと金魚だけだ(笑)。

まあしかし、リフトで展望台へも行ったし、十分堪能した。
今度は、イルカや水族館が大好きな娘も連れてのんびりとやってこよう。

 

 

帰りの船は、フラワーマーメイド号であった。
こちらは浦島太郎ではなく、なぜかマリリン・モンローらしき女性が出迎えてくれる。

こちらの船も、大きなボックスシートや海を眺めるカウンター席がたっぷりと用意されている。
売店もある。

不思議なテーマパーク館は薄いが、こちらも十分楽しめる。

 

 

わずか1時間半の「鳥羽湾めぐりとイルカ島」の旅。
思っていた以上に楽しめた。

今度、県外からお客さんが来たら、ぜひとも案内しよう。
電車で鳥羽駅までやってきたら、船でお酒も楽しむことができる。

うん、ぜひともそうしよう(笑)。